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- ギャンブラークインが引退しました。
昨日、29日(土)、私事ですが風邪をひいてしまい自宅で寝込んでおりました。
頭がぽんわりしていても、やっぱり気になるのがレース。
その中でもメインレース「十勝岳特別」はギャンブラークインのラストラン。
しかも同世代の牝馬フクイズミが、今季初出走で隣で走る。
見逃すわけにはいきません!
自宅のパソコンで見ました。
こんな写真で申し訳ありません。
ちゃんとしたこのレース動画はこちら。
フクイズミ、強かった~。ギャンブラークイン、がんばった~。
そのギャンブラークインの引退式が、翌日30日(日)13:00~行われました。
2005年のヒロインズカップの肩掛けをかけて登場。
馬主さんをはじめ、たくさんのファンの方に囲まれて、素敵なセレモニーでした。
右から2番目は、ばんえい界きってのイケメン調教師 大友栄人調教師。
29日ラストラン前のコメントです。
「この馬は、競馬場に入る前の1歳の時から、馬主さんと目をつけていた馬です。“育て上げた”と馬と言っても過言ではありません。2005年クインカップ優勝した時は、本当にうれしかった。
同世代の牝馬にフクイズミ号、エンジュオウカン号がいます。本当にいいライバルですね。2歳の時の重賞レース「黒ユリ賞」は印象深いレースでした。
ギャンブラークインが、最後の最後までリードしていたんだけど、最後、ゴールライン上で止まってしまって。本当にもう少しでゴールだったのに。そして、フクイズミにかわされてしまった。忘れるにも忘れられないレースです。
そしてラストランにもフクイズミが出走。いいレースをしてほしいね。
6月に入ってすぐに繁殖にはいります。そうすると早くても3年後、子供が走ることになる。
楽しみだね。」
そしてもう一人。厩務員のひげさん(ニックネームです)。
一番左の方です。
「途中から蹄が悪くなって。でもがんばって走ったよ。この世代の馬たちは飛びぬけて強かった。」と
話してくれました。
一番近くで馬を世話をしているだけあって、寂しさもひとしおなんでしょう。
そして、今日のメインレース「HBC杯大雪賞」。
ナリタボブサップ、マルミシュンキなど強豪がそろうメンバーの中で、4番人気のライデンロックが見事勝利!
表彰式の帰り、厩務員の渡辺さんに、
「このメンバーとハンデなしでこの結果!やりましたね!」と声をかけると、
「これがこの馬の本来の力なんだ」と、その顔はとても誇らしく、心底うれしそう。
小柄な渡辺さんに、大きな体でよりそうライデンロックも、自信に満ちた雰囲気。
ともに喜びを感じているのかな~。
いいな、こんな関係って。って思ってしまう今日この頃です。(nao)