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【公式】ばんえい十勝/馬の一発逆転ライブショー

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第45回黒ユリ賞(BG2)

未来のヒロインは誰だ?世代最初の"牝馬の戦い"

216日(日)

第10R 18:00
3歳牝馬オープン

1975年に、帯広市の市花「黒ユリ」を競走名として、デビュー初年度の3歳(現2歳)牝馬限定重賞として創設。

photo 前年度優勝馬ジェイカトレア号

レース詳細

  • レースの歴史
  • 昨年の結果
  • レース予想
  • 出走予定馬
  • ロードマップ

レースの歴史

未来のヒロインは誰だ?世代最初の"女の戦い"

1975年に、帯広市の市花「黒ユリ」を競走名として、デビュー初年度の3歳(現2歳)牝馬限定重賞として創設。
創設当初は夏から秋にかけての開催でしたが、1990年以降は冬季の開催に移行しました。
2000年からは年明け以降の開催となり、条件も明け3歳牝馬の競走となりました。
2007年から2009年は再び夏季の開催に移行し、条件も3歳牝馬限定と変更され、
「3歳牝馬三冠競走」の第1弾として位置付けられましたが、2010年からは再び冬季年明け後へと
移行され、条件も明け3歳牝馬へと変更になりました。
「イレネー記念」「帯広記念」と並び、創設時から帯広を代表する競走となっています。

過去の優勝馬には牝馬ながらに「ばんえいダービー」を制した男勝りサダエリコ、「帯広記念」を制するなど古馬重賞で活躍した女傑フクイズミ、牝馬重賞競走全制覇を成し遂げた女王ナナノチカラがいます。
過去には2016年「天馬賞」「ドリームエイジカップ」、2018年「ヒロインズカップ」を勝ったキサラキク、2018年「ばんえいオークス」2019年「クインカップ」優勝馬ミスタカシマなど、後に重賞戦線を沸かせることになる名馬が出ています。

【歴代優勝馬】

回数 施行年 馬 名 ばんえい重量 性齢 騎 手
28 2003 サダエリコ 660 牝3 水嶋 恵介
29 2004 フクイズミ 640 牝3 松井 浩文
30 2005 ウィナーサマー 640 牝3 鈴木 勝提
31 2006 キタノパワー 610 牝3 西 弘美
32 2007 ニシキガール 620 牝3 藤野 俊一
33 2007 エリザベスライデン 600 牝3 千葉 均
34 2008 ニシキエース 620 牝3 松田 道明
35 2009 ウィナーミミ 630 牝3 松田 道明
36 2011 ヤマトホマレ 620 牝3 細川 弘則
37 2012 ハイカラサン 620 牝3 鈴木 恵介
38 2013 ナナノチカラ 630 牝3 鈴木 恵介
39 2014 キサラキク 640 牝3 藤野 俊一
40 2015 シリウス 640 牝3 藤本 匠
41 2016 ブルーオーシャン 640 牝3 藤野 俊一
42 2017 キタノミサキ 640 牝3 大河原 和雄
43 2018 ミスタカシマ 640 牝3 鈴木 恵介
44 2019 ジェイカトレア 640 牝3 西 将太

※ 2007年は年度を跨いでの開催のため、同一年に2回施行
※ 2010年は日程、条件変更のため開催なし

昨年の結果

ジェイカトレアが世代女王に!

2月10日(日)は重賞・黒ユリ賞(3歳牝馬オープン)が行われ、単勝6番人気の伏兵ジェイカトレアが優勝。3着にも8番人気のワンポイントが入り、3連単は7万8350円の高配当となりました。
 明け3歳の牝馬戦らしく、オッズも割れ加減。わずかにサクラユウシュンが1番人気に推されましたが、ハイトップフーガも差のない2番人気。半数以上が単勝ひと桁台に推され、どの馬にもチャンスがあるという戦前予想になりました。
 2.3%の馬場水分、未知の640キロということもあり、道中はゆったりした流れ。ハイトップフーガがわずかに先行しますが、ジェイカトレア、ヤマサンブラック、ワンポイント、キタノヒバリといった面々が差なく続きます。様子をうかがいながらの追走が続き、固まった状態で第2障害を迎えました。
 障害下でひと呼吸入れ、最初に仕掛けたのはハイトップフーガ。ひと腰で天板まで登り切る抜群の登坂を見せます。それを見てワンポイント、ジェイカトレア、ヒメトラクイーン、ヤマサンブラックも動き、にわかにレースが活性化します。しかし、先頭クリアはハイトップフーガ。ジェイカトレアが差なく突破し、ワンポイントが3番手。以下ヤマサンブラック、ヒメトラクイーン、クイーンヴォラなども障害を越え、最後の平坦路に向かいました。
 ここから抜群の伸びを見せたのがジェイカトレア。残り30メートル付近でハイトップフーガを捉えると、一気にリードを広げます。ハイトップフーガも追走でいっぱいとなり、追ってきたワンポイントの伸びも今ひとつ。そのままジェイカトレアが6秒5の差をつけ、先頭で荷物を運び切りました。2着にハイトップフーガ、3着にはワンポイントがそのまま流れ込み、1番人気のサクラユウシュンは追い上げ届かず4着に敗れました。
 勝ったジェイカトレアは白菊賞6着、十勝産駒特別で7着と、特別戦でも苦戦を強いられていましたが、この大舞台できっちりタイトルを射止め、世代女王の座に就きました。しまいまで脚を伸ばしたレースぶりも良く、重量が重くなって持ち味が生きた印象です。父が13歳まで現役を続けたトカチタカラだけに、さらなる成長もありそう。今後のレースぶりが楽しみです。
 積極的に運んだハイトップフーガが2着。多少勝ちみに遅い面がありますが、同世代の牝馬では上位の力があることを示しました。名牝ハイトップレディを祖母に持つ血脈で、底力もあるはず。これからの飛躍が期待できそうです。
アフロディーテは9番人気を覆しての2着。じっくりため、ひと腰で駆け上がった第2障害が印象的で、最後の平坦路もきっちり歩ききる好内容。これだけスムーズな競馬ができれば、重賞制覇のチャンスも巡ってくるはず。今後も軽視は禁物でしょう。

西将太騎手「チャンスはあると思っていたので、それを生かすことができてほっとしています。普段よりも手ごたえが良く、第2障害も馬自身が自信をもって上がってくれたし、障害を下りてからも辛抱しながら歩いてくれました。体が大きくなって、重量にも耐えられるようになりましたが、一番の成長は辛抱強くなったこと。今後は障害力を生かして、牡馬相手でも良いレースができればと思います」

「ばんえい情報局」からの転載

レース結果

レース映像

レース予想

ばんえい情報局

出走予定馬

馬名性齢通算成績生産地主な戦績
アーティウィング牝316戦4勝
北海道釧路市
アヴエクトワ牝314戦3勝
北海道川上郡標茶町2019 いちい賞2着
アバシリルビー牝315戦4勝
北海道網走市
エンゼルフクヒメ牝321戦6勝
北海道白糠郡白糠町2019 いちい賞
キラリ牝316戦3勝
北海道河東郡上士幌町
コウシュハハイジー牝320戦4勝
北海道十勝郡浦幌町
ニセコヒカル牝322戦3勝
北海道虻田郡ニセコ町
ヒメトラマジック牝318戦4勝
北海道中川郡幕別町
フォルテシモ牝316戦3勝
北海道釧路市
ミスリオン牝313戦4勝
北海道沙流郡平取町

※2020年2月6日時点

ロードマップ

当コンテンツの情報は制作段階の情報に基づき制作されており、出走回避などにより実際のレースに出走しない可能性がございます。
また当コンテンツは特定の馬の応援や推奨を行うものではございません。

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