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【公式】ばんえい十勝/馬の一発逆転ライブショー

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第46回黒ユリ賞(BG2)

未来のヒロインは誰だ?世代最初の"牝馬の戦い"

214日(日)

第10R 18:25
3歳牝馬オープン

1975年に、帯広市の市花「黒ユリ」を競走名として、デビュー初年度の3歳(現2歳)牝馬限定重賞として創設。

photo 前年度優勝馬 

レース詳細

  • レースの歴史
  • 昨年の結果
  • レース予想
  • 出走予定馬
  • ロードマップ

レースの歴史

未来のヒロインは誰だ?世代最初の"女の戦い"

1975年に、帯広市の市花「黒ユリ」を競走名として、デビュー初年度の3歳(現2歳)牝馬限定重賞として創設。
創設当初は夏から秋にかけての開催でしたが、1990年以降は冬季の開催に移行しました。
2000年からは年明け以降の開催となり、条件も明け3歳牝馬の競走となりました。
2007年から2009年は再び夏季の開催に移行し、条件も3歳牝馬限定と変更され、
「3歳牝馬三冠競走」の第1弾として位置付けられましたが、2010年からは再び冬季年明け後へと
移行され、条件も明け3歳牝馬へと変更になりました。
「イレネー記念」「帯広記念」と並び、創設時から帯広を代表する競走となっています。
2021年2月に牡馬重賞「翔雲賞」が新設され、2歳(明け3歳)
路線の性別戦が対をなして実施されることとなりました。

過去の優勝馬には牝馬ながらに「ばんえいダービー」を制した男勝りサダエリコ、「帯広記念」を制するなど古馬重賞で活躍した女傑フクイズミ、牝馬重賞競走全制覇を成し遂げた女王ナナノチカラがいます。
過去には2016年「天馬賞」「ドリームエイジカップ」、2018年「ヒロインズカップ」を勝ったキサラキク、2018年「ばんえいオークス」2019年「クインカップ」優勝馬ミスタカシマなど、後に重賞戦線を沸かせることになる名馬が出ています。

【歴代優勝馬】

回数 施行年 馬 名 ばんえい重量 性齢 騎 手
452020エンゼルフクヒメ640牝3中山 直樹
442019ジェイカトレア640牝3西 将太
432018ミスタカシマ640牝3鈴木 恵介
422017キタノミサキ640牝3大河原 和雄
412016ブルーオーシャン640牝3藤野 俊一
402015シリウス640牝3藤本 匠
392014キサラキク640牝3藤野 俊一
382013ナナノチカラ630牝3鈴木 恵介
372012ハイカラサン620牝3鈴木 恵介
362011ヤマトホマレ620牝3細川 弘則
352009ウィナーミミ630牝3松田 道明
342008ニシキエース620牝3松田 道明
332007エリザベスライデン600牝3千葉 均
322007ニシキガール620牝3藤野 俊一
312006キタノパワー610牝3西 弘美
302005ウィナーサマー640牝3鈴木 勝堤
292004フクイズミ640牝3松井 浩文
282003サダエリコ660牝3水嶋 恵介
272002チカラトップガール640牝3大河原 和雄
262001チサトグレイス630牝3中島 敏博
252000カネサヒメ630牝4鈴木 勝堤
241998アーティガール640牝3藤本 匠
231997ハイトップレディ640牝3尾ヶ瀬 馨
221996ニューダイヤ620牝3松井 浩文
211996アイドルクイン640牝4金山 明彦
201994ヒメコマチ640牝3山本 正彦
191993ビュウティーニセイ640牝3松井 浩文
181992ヨウテイクイン640牝3千葉 均
171991ダイヤマックイーン640牝3松井 浩文
161990キクコトブキ610牝3岩本 利春
151989イシノトツプ600牝3藤本 匠
141988ヒメリユウ600牝3千葉 均
131987ゴジエルクイーン580牝3久田 守
121986テンギク630牝3坂本 東一
111985ダイアナヒメ650牝3山田 勇作
101984ダイニコウヒメ550牝3坂本 東一
91983ホウエイヒメ610牝3尾ケ瀬 富雄
81982エンゼルクイン550牝3山本 正彦
71981ヒメトカチ590牝3大友 榮司
61980イマガネチエリー530牝3金山 明彦
51979サワラローズ520牝3金山 明彦
41978カヤベヒメ510牝3氏家 昭
31977ヒメテツリ610牝3山田 勇作
21976コオエイ280牝3大友 榮司
11975コダマスピード340牝3尾ケ瀬 富雄

昨年の結果

2歳シーズン女王はエンゼルフクヒメに 中山騎手は悲願の重賞初制覇

2020年2月16日(日)は重賞・黒ユリ賞(3歳牝馬オープン)が行われ、単勝2番人気のエンゼルフクヒメが優勝。手綱を取った中山直樹騎手はデビュー23年目で嬉しい重賞初制覇となりました。

 デビューから15戦して掲示板を外したのはわずか1度のアバシリルビー。A級-1組でも安定した成績を残していることから1.6倍と圧倒的な支持を得ました。いちい賞、釧路産駒特別と特別戦を2勝のエンゼルフクヒメが5.4倍の2番人気。4戦連続3着以内と地力強化がうかがえるアーティウィングが6.5倍で3番人気、堅実駆けが魅力のフォルテシモが7.3倍で4番人気とここまでが単勝10倍以下のオッズとなりました。

 馬場にうっすらと雪が積もるなかレースがスタート。アバシリルビー、アヴエクトワが先行し、アーティウィングやコウシュハハイジーら6頭ほどが差なくほぼ横一線で、キラリとミスリオンが少し置かれる展開となりました。わずかにアヴエクトワが先頭で第2障害下に到達し、ここまで36秒とハイペースでした。
 ひと息入れたアヴエクトワが最初に仕掛けると、ヒメトラマジック、アバシリルビーらも続き、それぞれひと腰でクリア。障害を越えた勢いでアバシリルビーが先頭に立つと、抜け出して後続を引き離します。障害を4番手でクリアしたエンゼルフクヒメがこの間にじわじわと脚を伸ばすとヒメトラマジックを交わして2番手に。残り10メートル手前でアバシリルビーが一杯になると、脚勢で勝るエンゼルフクヒメが抜け出して先頭でゴールしました。最後まで止まらずに歩ききったアヴエクトワが2着で、立て直したアバシリルビーが3着を確保しました。

 勝ったエンゼルフクヒメは、牝馬として唯一の参戦となった昨年12月のヤングチャンピオンシップでも5着と健闘していることから、結果的に地力の違いを証明することができました。持ち味の決め脚を生かせるような展開なら今後、牡馬相手の重賞でも好勝負が期待できそうです。そして、デビュー3走目からコンビを組んでいる中山直樹騎手はこれが重賞初制覇。デビュー23年目での悲願達成となりました。
 
 
中山直樹騎手「若い頃は先輩方も強くて、騎手も今の倍くらいいたので1頭の馬に乗ることにも苦労しました。それで重賞まで進めても、本番では上手い騎手に乗替わることがあったので重賞は夢のまた夢でした。なので今日この場面で騎乗機会を頂けたことに感謝します。相手はアバシリルビー1頭でしたが、この雪で展開が読めませんでした。最終的には逆に重い馬場では勝てるかわからなかったのでついていたのかなと思います。障害を降りてからの脚は一番だと思っていましたが、ここ数戦アバシリルビーに負けていたので、自信が正直ありませんでした。でも、良い意味で裏切ってくれました」

「ばんえい情報局より転載」

レース結果

レース映像

レース予想

ばんえい情報局

出走予定馬

馬名性齢通算成績生産地主な戦績
アバシリサクラ牝318戦5勝中川郡池田町2020 ナナカマド賞1着
イオン牝318戦5勝足寄郡足寄町2020 いちい賞2着
サクラヒメ牝313戦4勝釧路市阿寒町
ジェイマリア牝317戦5勝茅部郡森町
シンデレラナイト牝316戦4勝帯広市
ニュクス牝318戦4勝常呂郡訓子府町2020 白菊賞1着
ホクセイサクラコ牝316戦4勝河東郡音更町
ミススマイル牝320戦4勝河東郡上士幌町
ミソギホマレ牝318戦5勝阿寒郡鶴居村2020 いちい賞1着
ミラクルクイーン牝317戦4勝空知郡南幌町

※2021年2月4日時点

ロードマップ

当コンテンツの情報は制作段階の情報に基づき制作されており、出走回避などにより実際のレースに出走しない可能性がございます。
また当コンテンツは特定の馬の応援や推奨を行うものではございません。

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