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- 「第49回ばんえい菊花賞」(BG2)の結果
~スマイルカナ号がゴール前の接戦を制し重賞2勝目を飾る!~
水分0.9%、680㎏~710㎏の重量で行われた本レース。各馬軽快にスタートし、ユーフォリア号を先頭に第一障害を越えていきますが、道中はほぼ一団で何度も先頭が入れ替わりながら進んで行きます。中間点を過ぎたあたりからホクセイハリアー号、ウルトラコタロウ号がやや抜け出し、各馬第二障害まで進んでいきます。
第二障害下に一足早く到達したホクセイハリアー号がじっくりと息を入れると全馬が揃う前に果敢に挑戦し、すんなりと障害をクリア。ミチシオ号、スマイルカナ号と続きます。障害を下りた勢いでホクセイハリアー号がリードを広げようとしますが、スマイルカナ号が軽快な脚色でぐんぐんと差を詰めにかかります。
粘るホクセイハリアー号にスマイルカナ号が残り10m付近で並びかけますが、ホクセイハリアー号も脚色が鈍りながらも先頭を譲らず接戦に。2頭の決着はスマイルカナ号がゴール前でわずかに抜け出し勝利。2月の「黒ユリ賞」に続く重賞2勝目を飾りました。
スマイルカナ号を管理する鈴木邦哉調教師は「ばんえい菊花賞」を初制覇、騎乗した西謙一騎手はコウシュハサマー号で制した2017年以来2度目の勝利となりました。
レース結果/
https://www2.keiba.go.jp/KeibaWeb/TodayRaceInfo/RaceMarkTable?k_raceDate=2024%2f11%2f03&k_raceNo=11&k_babaCode=3
レース映像/
https://keiba-lv-st.jp/movie/player?date=20241103&race=11&track=obihiro
<スマイルカナ号のプロフィール> ※2024年11月3日現在
生年月日・毛色:2021年4月23日(牝3歳・鹿毛)
血統:父 インフィニティー 母 スマイルセンショー (母父)スミヨシセンショー
生産者:(株)帯広有機
馬主:川添 保徳氏
厩舎:鈴木 邦哉厩舎
通算成績:33戦9勝(うち重賞2勝)
西謙一騎手のコメント/
最後に届いてよかったです。
前々走で状態が良い感じに上がってきている感触がしたので、このレースに向けて間に合うと思いました。
夏場は馬場があまり合っていない印象があったので、その辺を踏まえて障害だけは絶対に上がれるようにしていました。
今日の馬場は思った以上に息も入ったので、良い感じで走れました。
第二障害を下りたときは正直届くか不安でしたが、最後の最後まで追って、ゴールの瞬間はきっちりと差したなという感じはしました。
春からオークスを取ることが目標なので、そこも取れたら嬉しいです。
まだオークス、ダービーと続くので、また応援してくれたらありがたいです。