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- 「第17回カーネーションカップ」(BG3)の結果
~春の最強牝馬決定戦はサクラヒメ号が圧勝!重賞6勝目を飾る!~
ばんえい十勝で2024年5月5日(祝日)に行われた「ダスキンオビヒロ賞第17回カーネーションカップ」(3歳以上牝馬オープン・BG3)は、6歳馬サクラヒメ号がトップハンデをものともせず断然の1番人気に応え優勝しました。
馬場水分1.0%で行われた本レース。道中はダイヤカツヒメ号が第一障害を勢いよく越えて果敢に先行しますが、中間点を越えたあたりでサクラヒメ号が位置取りを上げダイヤカツヒメ号に並びます。この2頭を見る形で後続がややばらけながら各馬第二障害へと進んでいきます。
一足早く第二障害下に到達したダイヤカツヒメ号、サクラヒメ号の2頭がほぼ同時に仕掛けます。障害の天板で苦戦するダイヤカツヒメ号を横目に、サクラヒメ号がすんなりと障害をクリアすると2番手以下を大きく突き放して一人旅。最後まで脚色が衰えることなく、他馬を寄せ付けず圧勝。昨年の「ドリームエイジカップ」に続く重賞6勝目を飾りました。
2着は第二障害を下りた勢いのまま、一気に脚を伸ばしたスイ号が入り、3着にはシンエイアロイ号が入りました。
サクラヒメ号を管理する今井茂雅調教師、騎乗した渡来心路騎手は共に「カーネーションカップ」初制覇となりました。
レース結果/
https://www2.keiba.go.jp/KeibaWeb/TodayRaceInfo/RaceMarkTable?k_raceDate=2024%2f05%2f05&k_raceNo=11&k_babaCode=3
レース映像/
https://keiba-lv-st.jp/movie/player?date=20240505&race=11&track=obihiro
<サクラヒメ号のプロフィール> ※2024年5月5日現在
生年月日・毛色:2018年5月12日(牝6歳・鹿毛)
血統:父 キタノイチオク 母 桜 子 (母父)ヤエノテンリュウ
生産者:野澤 保子氏
馬主:城川 悟子氏
厩舎:今井 茂雅厩舎
通算成績:61戦28勝(うち重賞6勝)
今井茂雅調教師のコメント/
ハンデも昨年と違って少し楽になったので、このレースは負けられない一戦だったと思います。
思ったよりこの馬のペースでレースが出来ました、少し厳しい部分はあったと思いますがここだけは取るという思いで見ていました。
春先はあまり調子の良い馬ではなく、装蹄師に相談しながらの挑戦でしたが、何とか勝つことが出来てほっとしています。
今年は他の有力牝馬とのハンデがあまりないので、何とかなるかなと安心しています。
障害の天板も今の出来なら十分です。
年齢的にそろそろ繁殖への道も考えていかなければならないので、今後の牝馬レースでも負けられないという思いで調整していこうと思います。
この馬の他にも、まだまだ楽しみな馬がたくさんいますので、これからもファンの皆様には競馬場に足を運んでいただければありがたいと思います。
渡来心路騎手のコメント/
ここでは負けられないなというのが正直な気持ちでした。
まだ体調は絶好調という感じではないですが、なんとか勝ちたいと思っていました。
ハンデはありましたが重量もそこまで重くはなく気にしていませんでした。
スタートの良い馬なので出来れば先行したいと思っていました。
馬がしっかりと走ってくれたので思った通りに先行でき、道中も息が入れられたのであとは障害を上げるだけだと思いました。
障害では少し天板で苦しいところはありましたが、力のある馬なのでなんとか乗り越えてくれました。
レース前から勝つ自信はありましたが、障害を下りたところで勝利を確信しました。
サクラヒメで勝ちたいレースの一つだったので、勝てて本当に嬉しいです。
今年は勝てるレースでしっかり勝てるように頑張ります。
これから暑くなってきますが、人馬共に頑張っていきますので応援よろしくお願いします。