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- 「第17回天馬賞」(BG1)の結果
~キングフェスタ号が豪快な末脚で追い上げ4歳路線三冠達成!~
ばんえい十勝で2024年1月3日(水)に行われた4歳路線(明け5歳)の頂点を決める「第17回天馬賞」(5歳オープン・BG1)は、キングフェスタ号が第二障害を下りてからの豪快な末脚で追い上げ4歳路線三冠を達成いたしました。
馬場水分2.4%で行われた本レースは、各馬スタートから勢いよく飛び出し1番人気キングフェスタ号を先頭に第一障害を越えて行きます。道中では積極的に先行するツガルノヒロイモノ号、ヘッチャラ号と、やや間を置いて息を入れながら進む後方集団に分かれる形となり第二障害へと向かっていきます。
第二障害では先に到達したヘッチャラ号、ツガルノヒロイモノ号がしっかりと息を入れ同時に仕掛けると、まずはヘッチャラ号がすんなりクリア。続いてツガルノヒロイモノ号がクリアし、勢いのある脚でヘッチャラ号に並び交わしていきます。2頭が先行するなか、4番手で障害をクリアしたキングフェスタ号がヤマカツエース号を交わし強襲。キングフェスタ号が豪快な末脚を見せ、先頭のツガルノヒロイモノ号をゴール前20mで捕らえ一気に交わすと、勢いの衰えないままさらに突き放し圧巻のゴール。見事4歳路線三冠を達成し世代王者となりました。
キングフェスタ号を管理する小北栄一調教師は「天馬賞」を初制覇となり、騎乗した鈴木恵介騎手は2017年のセンゴクエース号以来6度目の制覇となりました。
レース結果/
https://www2.keiba.go.jp/KeibaWeb/TodayRaceInfo/RaceMarkTable?k_raceDate=2024%2f01%2f03&k_raceNo=11&k_babaCode=3
レース映像/
https://keiba-lv-st.jp/movie/player?date=20240103&race=11&track=obihiro
<キングフェスタ号のプロフィール> ※2024年1月3日現在
生年月日・毛色:2019年4月12日(牡5歳・鹿毛)
血統:父 カネサブラック 母 クインフェスタ (母父)ホクリュウイチ
生産者:廣部 武士氏
馬主:廣部 武士氏
厩舎:小北 栄一厩舎
通算成績:38戦20勝(うち重賞8勝)
小北栄一調教師のコメント/
三冠という事でとてもプレッシャーに感じていましたが、達成出来てとても嬉しいです。近走のレース内容を見て、今日に向けて障害の特訓を少し多めに行いました。レースは第二障害がどうなるか気になりながら見ていましたが、鈴木騎手が焦らずにうまく越えてくれたので、あとは末脚を使って歩ききってくれました。5歳馬の中では実力は1番の馬だと思います。今後は古馬や重量との戦いになりますが、オープン馬として順調に力を付けていきたいです。お陰様でキングフェスタは三冠を取ることが出来ました。今後まだまだ大きいレースに出場することが多くなってくると思いますが、ファンの皆様、応援をよろしくお願いいたします。
鈴木恵介騎手のコメント/
三冠がかかっていたし、近走、良いレースができていなくて不安と若干のプレッシャーがありました。今日は馬の力で勝てたと思います。パドックでは落ち着いて回っていて、馬任せで騎乗しようと考え、馬なりでレースをしました。先行馬と一緒に行き過ぎて、障害でミスするのは避けたかったです。降りてからはこれだけ歩ける馬なので、そこを信じて騎乗しました。きれいに上がってくれましたね。この瞬間でいける、と思いました。これからオープン一線級で活躍する時期が来ます。キングフェスタの応援宜しくお願いいたします。