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- 2016年 帯広記念
明けましておめでとうございます。
1月2日に「帯広記念」が行われました。
高重量戦らしい手に汗握るレースが行われました。
レース前の一コマ。
本日の誘導馬は、川崎競馬場に出張中のミルキー号に変わってキング号が務めます。
ふれあい動物園では愛嬌たっぷりなのに、
パドック裏に来ると闘争本能が現れるのでしょうか、やる気満々!
由紀ちゃんによしよしされています。
パドックでは、たくさんのお客様が見つめます。
さあ、レースです。
第二障害では、どの馬も900㎏前後の荷物を曳いて果敢に挑戦していきます。
優勝したのはオレノココロ号。
鬼気迫る鈴木恵介騎手をクローズアップ。
吠えてます。
手綱を躍らせます。
ちらりと他の馬と自分の位置を確認。
さらに、吠えます。
もうすぐゴール。
優勝です。安堵の表情。
ゴール前、止まってしまいましたが、落ち着いて立て直したのはさすがでした。
障害を一番手で降りたのは、ニュータカラコマ号。
ゴール後の藤野騎手はうつむいていました。このレースまで調教以外でも付きっきりで馬と向き合っていたそうです。
きっと3月の大一番にむけて、必ずまた見せ場を作ってくれると思います。
左キタノタイショウ号、右 ホクショウユウキ号。
キタノタイショウは「ばんえい記念」優勝馬とあって、オーラがありました。
控室でキタノタイショウの服部調教師と、オレノココロの槻舘調教師が言葉を交わしていました。
服部調教師は「おめでとう!」と、心から称えて槻舘調教師に言葉をかけていたのが印象的でした。
ホクショウユウキ号。レース前に西謙一騎手のコメントをもらった時、
「プレッシャーはない。思い切って行く。挑戦者だ」とはっきりと言い切った通り、その勢いが馬にも伝わったように思えました。
インフィニティー号。高重量戦が得意な馬だけに、道中も一番先頭でレースを引っ張っていました。
コメント取りをしている時に、目が合った瞬間に「2年前の再現をします!!」ニキッと照れ笑いした島津騎手。
コメント原稿を確認している際に「なんで島津騎手だけ"!!"がついているのですか?」とスタッフに指摘され取りましたが、
だってだって、そんな勢いがあったのですもの。
道中、インフィニティーと共に先行したホリセンショウ号。
右 8番手で障害を越してからトップハンデにもかかわらず、先行の馬達をごぼう抜きして行ったフジダイビクトリー号。
左 一度も膝を付かずに、力強い腰を入れて第2障害を越したトレジャーハンター号。
一番左。フクドリ号。障害でふぅ~と一息中。
ゴール際、あれっ!? 気が付くとフクドリがきている!
レースを見直してみると、どの馬も止まりながら進んでいますが、われ関せず~みたいに突っ走ってきます。
この馬だけでした。第2障害から一度も止まらずにゴールしたのは。
レースが終わるのを待っていたかのように、ふわりと雪が降り始めました。
最後まで残っていたコウシュハウンカイ号を包みます。
レース前のコメントをもらう際、今まで以上に藤本匠騎手は考えながら話してくれました。
「今の調子でハンデもある910㎏。練習は積んでいるが初めての高重量で手探りだ。これからを見極める重要な一戦」とおっしゃってました。
レースを終えて、ベテラン藤本騎手は何かを掴んでいると思います。これからのレースに向けて。
レース後。控室に戻ってくる鈴木恵介騎手と、島津新騎手。
言葉は交わしていませんでしたが、同じ道南出身のトップジョッキーの背中をみて、さらに若手も負けじと歩んでいくのかな。
オレノココロ号、「帯広記念」優勝おめでとうございます!
今年の「帯広記念」はオレノココロ号が優勝しましたが、3月の大一番に向けて各陣営、仕上げてくるのでしょう!
次の「ばんえい記念」はどんなドラマを見せてくれるのか、今から楽しみになってしまいました!(nao)