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- 牡と牝のラブゲーム。
5月28日(土)の夕方。装鞍所の一こま。
第10Rの出番を待っている凛々しき馬たち。
3番ヒマワリカツヒメ(牝5)が装鞍所に入ったとたん、
男たちが騒ぎ出しました。
これからの話は、全て中山騎手の談。
「牝馬だー!牝馬だー!」2番キンセイモン(牡6)、1番カネミセンショー(牡9)。
匂いでわかるそう。私は、見た目じゃ牡が牝かわからないのにね。
これ、フレーメン。
中山さん曰く、「必死に匂いをかいでいる」らしい。確かに、ダラダラ鼻水まで出てきました。
1番カネミセンショー。
2番キンセイモン。3番ヒマワリカツヒメに猛烈アタック。
しかも、男らしい馬が並ぶとさらにヒートアップするそう。
中山さん曰く、「牝馬を取り合っている」らしい。確かに尋常ではない2頭の暴れ方でした。
で、3番ヒマワリカツヒメもたいした娘で、「何よ」と言わんばかりに壁を蹴り上げます。
「ブヒヒヒーン!」と甲高い声を上げて、恐ろしく力強く蹴り上げます。
2番キンセイモンもタジタジ。
3番ヒマワリカツヒメの左には、きれいに着飾った4番ワタシハキレイズキ(牝5)がおります。
マイペースに口をぱくぱくぱくさせて遊んでおります。
中山さん曰く、「匂いはヒマワリカツヒメの方が強い」らしい。
そして、もっともっとキカン坊が、ジャングルソング(牡5)。
一番端のつなぎ場に離されておりました。「俺も参戦したかった!」
そんな熱戦が繰り広げられているつなぎ場で、ひときわマッタリしていたのが、
ハマナカキング(牡10)。「はいはい。」若馬を横目にリラックス中。
「ブヒヒヒヒーン!」「ぶるぶるぶるっ!」「ガンガンガン!」「ぱくぱくぱく…」
そんな壮絶な馬たちの前で、しゃちょうと山田調教師が、もくもくと取材を受けていました。
オンエアが決まりましたらお知らせします。馬の戦いが後ろで映っているかも…。
ばんえいはセパレートコースならではで、牝馬が隣だと走らなくなったり、
逆におしりを追いかけて苦手な障害を一腰で越したり…、と枠順も重要と言われます。
なるほどな…、と実感した装鞍所での出来事でした。
もしかしたら、バックヤードツアー中にも同じ現象を見ることができるかも!?(nao)