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- 「第44回チャンピオンカップ」(BG2)の結果
~ゴール前の接戦を制したメジロゴーリキ号が重賞9勝目を飾る!~
ばんえい十勝で2023年2月19日(日)に行われた「スカパー!地方競馬ナイン賞 第44回チャンピオンカップ」(4歳以上重賞競走優勝馬選抜・BG2)は、メジロゴーリキ号がゴール前の接戦を制し、勝利しました。
今年度の重賞優勝馬から選抜された7頭による本レース。雪が降りしきるなか馬場水分1.4%、ばんえい重量が760kg~860kgの最大100kgのハンデ差で行われ、スタートから最軽量のダイヤカツヒメ号が果敢に先行、ややばらけた形で各馬第一障害を越えていきます。道中は先頭を行くダイヤカツヒメ号を見る形でメムロボブサップ号、アオノブラック号、インビクタ号が追走し、中間点を過ぎたあたりから後続も位置取りを上げていき、一団のままで各馬第二障害へと向かっていきます。
第二障害では一息入れたメジロゴーリキ号が一番手で仕掛け、アーティウィング号、インビクタ号、メムロボブサップ号ら後続も続々と挑戦していきます。インビクタ号、メジロゴーリキ号がほぼ同時に先頭で障害をクリアしますが、ダイヤカツヒメ号、アーティウィング号ら後続もほとんど差がなく障害を下り一団になります。
残り20mでメジロゴーリキ号が脚を伸ばし、先頭を行くインビクタ号に並びかけ接戦に。内のインビクタ号が最後まで必死に粘りますが、外のメジロゴーリキ号がわずかに抜け出した所でゴール。2019年に続く「チャンピオンカップ」を2度目の勝利、昨年11月の「ドリームエイジカップ」に続く重賞9勝目を飾りました。
メジロゴーリキ号を管理する松井浩文調教師と騎乗した西謙一騎手は「チャンピオンカップ」をともにこの馬で制した2019年以来の勝利となりました。
レース結果/
https://www2.keiba.go.jp/KeibaWeb/TodayRaceInfo/RaceMarkTable?k_raceDate=2023%2f02%2f19&k_raceNo=11&k_babaCode=3
レース映像/
http://keiba-lv-st.jp/movie/player?date=20230219&race=11&track=obihiro
<メジロゴーリキ号のプロフィール> ※2023年2月19日現在
生年月日・毛色:2014年6月11日(牡9歳・鹿毛)
血統:父 ニシキダイジン 母 メジロルビー(母父) メジロショウリ
生産者:佐渡 孝徳氏
馬主:広瀬 豪氏
厩舎:松井 浩文厩舎
通算成績:173戦24勝(うち重賞9勝)
松井浩文調教師のコメント/
今日の雪が吉と出るか凶と出るか心配でしたが、障害のかかりも良かったですし、下りてからは歩ける馬なので良かったと思います。状態面も良かったです。
来月に向けての調整はこれからですが、今年は馬場も軽めなのでどうなるかと思っています。
この馬は馬体が良く、性格はおとなしいですがタフです。軽馬場でも頑張っていると思います。
ばんえい記念を連覇出来るよう頑張りますので応援よろしくお願いいたします。
西 謙一騎手のコメント/
勝つことが出来てとても嬉しいです。
作戦というよりは雪が降ってきたので行くしかないという気持ちで追っていました。
気温が暖かくて砂がザクザクしていたので前の馬場の軽さとはまた違った軽さでした。
レース展開は馬に合わせて行き、ゴール前は接戦でしたが最後に出たのが分かったので安心したのと同時に勝ったと思いました。
この馬はNARグランプリに選ばれたので表彰式に出席しましたが、各地から色々な方が来ていてとても良い場所でした。
来月の大一番を獲ってまた来年も行きたいです。
3月の大一番に向けて頑張りますので応援よろしくお願いします。