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- 「第3回翔雲賞」(BG2)の結果
~キョウエイプラス号がトップハンデをものともせず、重賞2勝目を飾る!~
ばんえい十勝で2023年2月5日(日)に行われた「勝毎杯第3回翔雲賞」(3歳牡馬オープン・BG2)は、トップハンデのキョウエイプラス号が670kgの重量をものともせず優勝しました。
馬場水分1.7%、ばんえい重量640kg~670kgで行われた本レースは、各馬スタートから勢い良く飛び出し、ほぼ一列に並んだまま第一障害を越えていきます。道中もわずかにマルホンリョウユウ号が抜けだすが、各馬ほぼ横並びのまま刻むことなく第二障害に進んでいきます。
第二障害ではタカラキングダム号が息を入れることなく果敢に仕掛けると、キョウエイプラス号、アカネリュウ号ら後続もほとんど差なく仕掛けます。先頭で障害をクリアしたのはキョウエイプラス号。障害を下りた勢いのままタカラキングダム号、マルホンリョウユウ号、ジェイヒーロー号ら2番手以下とリードを広げます。2番手のタカラキングダム号が必死に追いすがりますが、キョウエイプラス号が最後まで脚が衰えることなくリードを保ってゴール。ヤングチャンピオンシップに続く重勝2勝目を飾り、トップハンデをものともせず、その力を示しました。
2着にはマルホンリョウユウ号がゴール前で一杯になり止まったタカラキングダム号をかわし入り、3着には立て直したタカラキングダム号が入りました。
キョウエイプラス号を管理する村上慎一調教師、騎乗した菊池一樹騎手は「翔雲賞」をともに初制覇となりました。
レース結果/
https://www2.keiba.go.jp/KeibaWeb/TodayRaceInfo/RaceMarkTable?k_raceDate=2023%2f02%2f05&k_raceNo=11&k_babaCode=3
レース映像/
http://keiba-lv-st.jp/movie/player?date=20230205&race=11&track=obihiro
<キョウエイプラス号のプロフィール> ※2023年2月5日現在
生年月日・毛色:2020年4月22日(牡3歳・鹿毛)
血統:父 カネサテンリュウ 母 仙 姫(母父)グレイトアマゾン
生産者:大野 信一氏
馬主:大野 昇氏
厩舎:村上 慎一厩舎
通算成績:14戦11勝(うち重賞2勝)
村上慎一調教師のコメント/
ハンデもあるのでスピード対決になると思っていました。
前走は苦手な外コースでしたが、今日は中コースで走ることができ、トップハンデで一番厳しい所ではありましたが、道中いつも通りの競馬ができたので良かったと思います。
馬の状態は今のところ平均を維持できています。
この馬の良さである切れ味を活かしてイレネー記念も狙っていきたいと思います。
体調を維持してこれからも頑張りますので応援よろしくお願いします。
菊池一樹騎手のコメント/
勝つことができて嬉しいです。
相手とハンデが10kg以上あってちょっと不利かなと思いましたが、レース出てからは重量も関係なく行ってくれました。
前走は1分切るようなレースだったのであまり気にしないで、第二障害下で1回息を入れられるような騎乗を心掛けました。
展開は思った以上に早かったです。
第二障害を下りた後もハンデがあったので心配でしたが、手応えはばっちりだったので頑張ってくれました。
イレネー記念は勝ちたい重賞でもあり本当に目標にしているレースなので頑張りたいです。
今日は寒い中ありがとうございます。まだまだばんえい競馬は熱いレースがあるので、この馬共々応援よろしくお願いします。