気取ったタイトルから入ってみましたが…久々ブログに登場のちゃちゃん(P)です。

最近アイマス関係以外の仕事をやっていないんじゃないかという噂が立ちそうなので、

たまには馬の話でも書いてみようと思います！

ただのオタクじゃないんです！ばんえいオタクでもあるんですよ！



さて、本日帯広競馬場では第31回白馬賞が行われました。

全国的にも珍しい「毛色限定戦」の芦毛限定レースです。

見よ、この景色！

見事に白馬たちが勢ぞろい！

ドラゴンスーパーが競走除外となりましたが、9頭の芦毛馬たちが集まりました。

優勝馬アオノレクサス君。

白い！とにかく白い！ばんえい界トップクラスの白さです！

芦毛といえば、若い頃は黒っぽく、歳をとる毎に白くなっていくというのが一般的です。

(オグリキャップの現役と種牡馬の頃を見比べるとよくわかりますね)

だがしかしこの馬は…

アオノレクサス(2歳)

驚きの白さ！何だコイツ漂白剤使ってんのか！ってくらい昔から白いのです。

どうやら生まれた時からこんなに白いらしい…

まさに「白馬賞」に相応しい、真っ白レクサス君おめでとう！

ちなみにこのレクサス君、芦毛兄弟として名高い(？)

父エビスタイショウ、母スズノコトブキという血統の3男坊。

兄にエビスオニワカとリアルスペシャル、弟にハクバオウジとみーんな芦毛！

お母さんのスズノコトブキのお母さん、つまりおばあちゃんはヘイセイシルバー。

ご存知の方も多いでしょう。スズノコトブキはばんえい界のアイドル、

フクイズミと姉妹なんですね。

ということはレクサス君にとってはフクイズミはおばさんなのです！

「おばさんとは何よ！失礼ね！」



失礼いたしましたｗ

で、このレクサスと対照的なのが、

黒い…これは本当に芦毛？

彼の名はドラゴンスーパー。今回残念ながら除外となってしまいましたが、

アオノレクサスがばんえい界で一番白いのであれば、ドラゴンスーパーは

ばんえい界で「一番黒い芦毛」…なんという矛盾ｗ

よーく見ると毛先が白かったりと、真っ黒馬の「青毛」にはない特徴があり、

立派に「芦毛」に分類されるのです。

これでもだいぶ白くなったほうで、若い頃は青毛と全く区別がつかないほどでした。

ちなみにこのドラゴンスーパーの父は、ばんえい獲得賞金額でキンタローに次ぐ2位、

歴史に名を残す名馬「フクイチ」。

彼もまた綺麗な芦毛でファンを魅了しました。

黒っぽいとは言え、名馬譲りの芦毛の馬体！…彼も歳を取ればもっと白くなるんでしょうか？



ちなみに豆知識ですが、原種のペルシュロン(ばん馬のルーツの1種)は青毛と芦毛が圧倒的に多く、

ばん馬の芦毛はペルシュロンの血に由来するものが多いそうです。

ペル系血統のフクイチなんかはこれがモロに出ていますね。



一言に「芦毛」と言っても、白さの具合から模様まで様々。

出走表には馬名、毛色、性別、年齢…それくらいしか書いてないけれど、

彼らにもそれぞれ個性があるんです！

1頭1頭、みーんな違う特徴を持っています。

ぜひぜひ競馬場で間近に馬を見て、お気に入りの馬を見つけてくださいね！



(ちゃちゃん)