TOPICS
トピックス
- ホーム
- 「第15回カーネーションカップ」(BG3)の結果
~アーティウィング号が悲願の重賞初制覇で春の最強牝馬決定戦を制す!~
ばんえい十勝で2022年5月8日(日)に行われた「ダスキンオビヒロ賞第15回カーネーションカップ」(3歳以上牝馬オープン・BG3)は、5歳馬アーティウィング号が制しました。
馬場水分1.0%で行われた本レース。道中は、第一障害を越えた辺りで先行するヒメミヤ号と入れ替わりで先頭に立ったニセコヒカル号が果敢に先行し、それを見る形で後続がほぼ一団となり第二障害へと向かっていきます。
先頭で第二障害手前に到達したニセコヒカル号がじっくりと溜め最初に仕掛けると、アーティウィング号、フォルテシモ号、シンエイボブ号が続きます。ニセコヒカル号が先頭で障害をクリア。差なくアーティウィング号が2番手で下りると先頭のニセコヒカル号を追いかけます。一歩一歩力強い脚で踏み込みながらわずかに先頭に立つとそのまま押し切ってのゴール。5度目の挑戦で嬉しい重賞初制覇を飾りました。
2着には最後までアーティウィング号に食らいついたニセコヒカル号が、3着にはゴール前で止まるサクラヒメ号をかわしたシャンハイオトメ号が入りました。
アーティウィング号を管理する坂本東一調教師と騎乗した島津新騎手は、ともに「カーネーションカップ」を初制覇となりました。
レース結果/
https://www2.keiba.go.jp/KeibaWeb/TodayRaceInfo/RaceMarkTable?k_raceDate=2022%2f05%2f08&k_raceNo=10&k_babaCode=3
レース映像/
http://keiba-lv-st.jp/movie/player?date=20220508&race=10&track=obihiro
<アーティウィング号のプロフィール> ※2022年5月8日現在
生年月日・毛色:2017年3月11日(牝5歳・鹿毛)
血統:父 シベチャタイガー 母 亜 委 (母父)スターシンザン
生産者:山根 福司氏
馬主:氏原 守男氏
厩舎:坂本 東一厩舎
通算成績:73戦17勝(うち重賞1勝)
坂本東一調教師のコメント/
言葉にならないほど嬉しいです。馬主も厩舎関係者もみんな大喜びです。
状態面も最高の出来でした。
アーティウィングは重い馬場の経験が少なく、雨が降って相性の良い湿った馬場になったので助かりました。
レース展開も引っ張ってくれる馬がいたので、それをジョッキーが上手く見て騎乗していたと感じていました。島津騎手は100%を超えるほど、馬の実力を発揮してくれたと思います。
この馬はまだ重賞レースで活躍してくれそうなので、今後については馬主と相談しながら大事に調教していきたいと思います。
これからもファンの皆様に良いレースを見せられるよう、厩舎一同努力していきますので、応援よろしくお願いいたします。
島津新騎手のコメント/
絶対に勝ちたいと思って騎乗したので本当に勝てて嬉しいです。
昨シーズンのヒロインズカップでは重量を積んでいたので、溜める競馬をして2着とわずかに届かなかったですが、今日は重量も軽くチャンスは十分あると思い先行して勝ちに繋がる競馬が出来ました。
藤野騎手(ニセコヒカル号)に先行されていましたが、障害を下りてからの勝負ではこちらに分があると思い、そこは焦らずこのままゴールまで走りきりたいという思いで騎乗しました。
ゴール前では結構辛そうにしていたので頑張れと思いながら押し切りました。
今年度もばんえい十勝は始まったばかりです。これからまだまだ続きます。
お母さんに一言。いつも応援ありがとうございます。これからもよろしくお願いします。