TOPICS
トピックス
- ホーム
- ホッカイヒカル古馬重賞初制覇! 手綱が踊る!
「本当によかったよ!ずっと古馬重賞を勝ちたいと思っていたから!」
レース後、阿部武臣騎手(アベタケ騎手)が本当にうれしそうに話しておりました。
4月29日に行われた「第6回ばんえい十勝オッズパーク杯」。
スタートダッシュがいつも遅くて、
“例によって後ろから~”でおなじみの(!?)ホッカイヒカルが優勝。
阿部武臣騎手のコメント
「やっと古馬重賞が獲れました!今までは4歳重賞「柏林賞」のみで、古馬重賞に何度も挑戦しましたが思ったような結果が出ておらず、ずっと勝ちたいと思っていました。
今日の勝因は一か八かの勝負にでたこと。
この馬はスタートが遅いのでひたすら歩かせ、障害も他の馬に余裕を与えず仕掛けました。降りてからも歩くタイプなので、うまく流れをつかめましたね。」
レース後の凛々しい阿部騎手。イケメンの戦い切った後の表情もまたステキ!
レースを振り返ってみると、
スタートダッシュの遅いホッカイヒカルは、道中一度も止まっていないことに気が付きました。
アベタケ騎手が、ゴール間際の接戦のときのように、ひたすら気合い入れる入れる入れまくる!
「いつも後ろからくるこの馬に、“もう追いつかれた!”って他の馬を焦らすのが作戦。障害前で休ます余裕を与えず一気に仕掛けたよ。」
って、レース後しばらくたっても汗がダラダラ額から流れ落ちておりました。
私は報道の方とゴール正面でカメラを構えていました。
騎手にはいろんな騎乗方法がありますが、アベタケさんの場合、
特に手綱が生きているみたいにクニャクニャ踊るんです!
以前も同じように、正面でカメラで撮った時も
最後の追い込みで手綱が踊っていたのが印象に残っていました。
手綱は騎手と馬が唯一つながっているもの。
時には竹刀のようにスパン!と、時には大蛇のように踊らせて、
騎手さんたちは馬を操っているのですね。
すごいな。(nao)