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~センゴクエース号が2019年「北斗賞」以来の重賞制覇~
ばんえい十勝で2021年7月18日(日)に行われた「第52回旭川記念」(3歳以上オープン・BG2)は、センゴクエース号がメムロボブサップ号との接戦を制し優勝しました。
当日の最高気温が37.1℃まで上がり、馬場水分が0.5%で行われた本レースは、道中、積極的に前に行くアアモンドグンシン号を先頭に、内からメジロゴーリキ号、ミノルシャープ号、外からはメムロボブサップ号を筆頭に各馬がアアモンドグンシン号を追う形で、全頭細かく刻みながら第二障害まで進んで行きます。
第二障害でまず仕掛けたのはアアモンドグンシン号。次にメムロボブサップ号、ミノルシャープ号、キタノユウジロウ号の3頭が続きます。各馬続々と第二障害を上がっていく中、一番手で障害をクリアしたのはメムロボブサップ号。続いてセンゴクエース号、ミノルシャープ号が障害をクリアします。
メムロボブサップ号が先頭を行く中、30m前からセンゴクエース号の猛追が始まります。徐々にその差を詰め、残り10mでセンゴクエース号が先頭に立つと見事ゴールを飾りました。惜しくも敗れたメムロボブサップ号が2着となりました。2019年の「北斗賞」以来、約2年ぶり14勝目の重賞制覇を果たしました。
センゴクエース号を管理する槻舘重人調教師は「旭川記念」を2019年のオレノココロ号に続いて5度目の勝利、騎乗した鈴木恵介騎手も同じくオレノココロ号で勝利した2019年に続く4度目の優勝となりました。
レース結果/
https://www.keiba.go.jp/KeibaWeb/TodayRaceInfo/RaceMarkTable?k_raceDate=2021%2f07%2f18&k_raceNo=11&k_babaCode=3
レース映像/
http://keiba-lv-st.jp/movie/player?date=20210718&race=11&track=obihiro
<センゴクエース号のプロフィール> ※2021年7月18日現在
生年月日・毛色 :2012年4月20日(牡9歳・鹿毛)
血統 :父 ウンカイ 母 サダエリコ (母父)ダイヤテンリユウ
生産者 :芝桜高橋牧場
馬主 :千石 貞子氏
厩舎 :槻舘 重人厩舎
通算成績 :133戦48勝(うち重賞14勝)
槻舘重人調教師のコメント/
2年振りの重賞優勝は嬉しいです。馬体が減ってからなかなか良い結果が出ず、もどかしい気持ちでした。
大変だったその2年の苦労がこうして実り、今日の勝利は本当に嬉しいです。
スタートで突進したのは初めてで驚きましたが、ずっと良い状態を保っていたので、馬の意気込みが出たのではないでしょうか。
第二障害を下りて中間を過ぎたあたりで、もしかしたら先頭を捕まえられるかな、と期待しました。
センゴクエースの調子は戻りつつありますので、これからのことはある程度期待しています。
一生懸命頑張りますので、センゴクエースの応援をよろしくお願いします。
鈴木恵介騎手のコメント/
率直に嬉しいです。スタート前に突進するアクシデントがありましたが、普段あのようなことは無いので、調子の良さと馬のやる気だったのだと感じています。
10kgのハンデをもらっていたこともあり、思っていた通りの道中の流れでした。
障害では少し膝を折りかける部分もありましたが、馬の状態が良かったこともあり辛抱して上がってくれました。
センゴクエースは2年ぶりの重賞制覇となりましたが、まだ若い馬には負けない気持ちがありそうです。
今年はセンゴクエースとともにがんばりますので、応援よろしくお願いします。