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11月1日(日)「第41回北見記念」(BG2)の結果
~ゴール際の大接戦を制し、メジロゴーリキ号が古馬重賞優勝~
ばんえい十勝で2020年11月1日(日)に行われた「第41回北見記念」(3歳以上オープン・BG2)は、単勝8番人気のメジロゴーリキ号がゴール前の大接戦を制し優勝しました。
馬場水分0.9%、4歳から10歳までのトップホースが集結した本レースは、ミスタカシマ号が出走取消となり全8頭で行われました。
第一障害まではスムーズに進むも、各馬早い段階で刻み始めます。道中は横並びで息を入れながらゆったりとした展開で進み、全頭差なく第二障害に到着します。
しっかりと呼吸を整え、キタノユウジロウ号、アオノブラック号、メジロゴーリキ号が飛び出すと他の馬も一斉に仕掛けます。障害を一番手で降りたのはキタノユウジロウ号。続くメジロゴーリキ号、差なくコウシュハウンカイ号がクリアします。3頭の先頭集団を追いかけるようにオレノココロ号が4番手、センゴクエース号が5番手で続きます。
ここからゴールまで激戦となります。まずコウシュハウンカイ号が軽快な走りで先頭に立ちます。後ろからオレノココロ号、センゴクエース号がじわじわと3頭に詰め寄ります。コウシュハウンカイ号がそのままゴールをするかと思われましたが、外枠メジロゴーリキ号が一気に追い上げると、オレノココロ号も間を切って差し込んできます。5頭がほぼ横並びに入線する接戦となりました。
写真判定の結果、1着はメジロゴーリキ号、2着はオレノココロ号、3着はコウシュハウンカイ号という結果となりました。
メジロゴーリキ号は、2019年3月10日「ポプラ賞」以来の重賞優勝となり、管理する松井浩文調教師は「北見記念」を4度目の優勝、騎乗した西謙一騎手は初優勝を飾りました。
レース結果/
https://www2.keiba.go.jp/KeibaWeb/TodayRaceInfo/RaceMarkTable?k_raceDate=2020%2f11%2f01&k_raceNo=11&k_babaCode=3
レース映像/
http://keiba-lv-st.jp/movie/player?date=20201101&race=11&track=obihiro
<メジロゴーリキ号のプロフィール> ※2020年11月1日現在
生年月日・毛色:2014年6月11日(牡6歳・鹿毛)
血統:父 ニシキダイジン 母 メジロルビー (母父)メジロショウリ
生産者:佐渡孝徳 氏
馬主:広瀬豪 氏
厩舎:松井浩文 厩舎
通算成績:116戦19勝(うち重賞5勝)
【松井浩文調教師のコメント】
ようやく重賞を勝てました。力はある馬なのですが、いざ重賞レースとなると障害で転倒したりと結果を残すことができていませんでした。今日は嬉しい勝利です。レース前は騎手と「障害に重点を置いてレースを進めよう」と話しをしました。
若馬の時は障害が上手で先行型でしたが、年を重ねて降りてからもしっかり歩けるようになりましたね。
今後は、「帯広記念」「チャンピオンカップ」そして、「ばんえい記念」に使ってみたいと思います。
【西謙一騎手のコメント】
きわどいレースでした。勝てて本当に良かったです。今日は障害をうまく越そうと考えていました。道中の流れがゆったりで息をしっかり入れられたので、障害をすんなりと越すことができました。
降りてから辛抱強く歩くことができ、騎乗の幅が広がったと感じます。成長を実感できました。