「第40回ばんえい菊花賞」（BG2）の結果
同世代の王者センゴクエース号が、底力を見せ優勝！

ゴール際でキンメダル号（左）を差し切るセンゴクエース号（右）

2015年11月1日（日）に行われた3歳重賞3冠路線の第2弾「第40回ばんえい菊花賞」（3歳オープン・BG2）は、同世代の王者、センゴクエース号が優勝しました。
　3歳同世代戦で670㎏から720㎏の上下50㎏のハンデ差があったこのレースは、スタートから道中もお互いけん制し合うかのように差なく進められ、第2障害に到着します。
　第2障害は、キンメダル号が真っ先に仕掛け一腰で越しますが、続く他の馬は障害で苦戦します。センゴクエース号も、天板まで上がりますが膝をついてしまいます。
　その間にキンメダル号は独走状態で先に進み、2番手にメムロコマチ号が、そして3番手にセンゴクエース号が障害をクリアします。
　キンメダル号も逃げ切りをはかりますが、ゴール手前で失速。すぐさま立て直すもセンゴクエース号が猛追し、なだれ込むかのように2頭がほぼ同時にゴール。結果、0.1秒という僅差でセンゴクエース号が差し切りました。デビューから出走した4つの重賞競走を全て優勝し、同世代戦でその力を見せつけた結果となりました。
　
レース結果はこちら
http://www2.keiba.go.jp/KeibaWeb/TodayRaceInfo/RaceMarkTable?k_raceDate=2015%2f11%2f01&k_raceNo=10&k_babaCode=3

レース映像はこちら
http://keiba-lv-st.jp/movie/player?track=obihiro&date=20151101&race=10
　
＜センゴクエース号のプロフィール＞　※2015年11月1日現在
生年月日・毛色 ：2012年4月20日（牡3歳・鹿毛）
血統 ：父　ウンカイ 　母　サダエリコ　（母父）ダイヤテンリユウ
生産者 ：芝桜高橋牧場
馬主 ：千石　貞子 氏
厩舎 ：槻舘　重人 厩舎
通算成績 ：15戦11勝（うち重賞4勝）

【鈴木恵介騎手のコメント】
ハンデがきつかったので条件は厳しかった。膝をついてしまったのは想定外で、その後の返事（手ごたえ）が遅かったので、降りたときは届かないかなと思いましたが、先頭の馬も苦しそうだったので、結果は勝てましたがギリギリのレースでした。今日でオープンクラスに上がったので、使うところを調教師と考えながら、12月のばんえいダービーを視野に入れて調整していきたいと思います。