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7月5日(日)「第14回柏林賞」(BG3)の結果
~3歳三冠馬メムロボブサップ号が、4歳路線一冠目を圧巻の勝利!~
ばんえい十勝で2020年7月5日(日)に行われた「第14回柏林賞」(4歳オープン・BG3)は、3歳三冠馬メムロボブサップ号が重賞6勝目をあげました。
馬場水分1.7%、ばんえい重量670㎏から720㎏のハンデ差で行われた4歳路線一冠目は、第一障害からややばらけて進みます。アオノブラック号、ダイリンファイター号、メムロボブサップ号が先団、インビクタ号、アオノゴッド号らが中団に、後続馬が追う展開で第二障害に到着します。
ダイリンファイター号、インビクタ号が第二障害に仕掛けると、一息置いてアオノブラック号、メムロボブサップ号が続きます。先にインビクタ号が降りますが、すぐさまメムロボブサップ号が一腰で障害をクリアして追い抜くと、トップハンデを感じさせない豪快な脚で後続馬との差を広げそのままゴール。4歳路線一冠目を優勝しました。
第二障害クリア後、2番手を守り切ったインビクタ号が2着に、遅れて障害を降りたサクラドリーマー号が粘るアオノブラック号らを交わし3着に入りました。
メムロボブサップ号を管理する坂本東一調教師は「柏林賞」初優勝、騎乗した阿部武臣騎手は2勝目となりました。
レース結果/
https://www2.keiba.go.jp/KeibaWeb/TodayRaceInfo/RaceMarkTable?k_raceDate=2020%2f07%2f05&k_raceNo=10&k_babaCode=3
レース映像/
http://keiba-lv-st.jp/movie/player?date=20200705&race=10&track=obihiro
<メムロボブサップ号のプロフィール> ※2020年7月5日現在
生年月日・毛色 :2016年4月14日(牡4歳・鹿毛)
血統 :父 ナリタボブサップ 母 ピュアレディ (母父)アキバオーショウ
生産者 :竹澤一彦 氏
馬主 :竹澤一彦 氏
厩舎 :坂本東一厩舎
通算成績 :32戦12勝(うち重賞6勝)
【坂本東一調教師のコメント】
大変嬉しいです。今日の馬の調子は最高潮に近かったと思います。
以前のレースでは馬と騎手に焦りがあるように感じていましたが、今日は落ち着いて走っていたのと、騎手と馬との息がぴったり合っていたのがすぐに分かったので、安心して見ていました。
調子の出ない時期もありましたが、大人の馬達の中で揉まれて、成長している途中だと思っています。これから重たい荷物を曳いていくために、駆け引きが必要なレースが多くなってきますが、対応できる自信があるので、しっかり教え込んで、長い目で見ていきたいです。4歳三冠達成に向けて頑張ります。これからも応援よろしくお願いします。
【阿部武臣騎手のコメント】
三走前の「すずらん賞」で障害をつまずいてしまって、馬も不安だったと思います。
レース前は気負わず楽しく乗ろうと決めていました。道中は先行で行けたし、ほどよく息も入ったので、あとは障害だけでした。今日のレースはいつも通りのメムロボブサップに戻った手応えでした。降りてからはもともと脚がある馬なので、ハンデはありましたが越されることはないと思いました。馬主さんも期待していますし、これからも良いレースができるよう頑張ります。