3月1日（日）「第41回チャンピオンカップ」（BG2）の結果
～先行で逃げ切ったアアモンドグンシン号が、王者決勝戦の頂点に立つ～
～無観客競馬として初の重賞競走～

ばんえい十勝で2020年3月1日（日）に行われた「スカパー！地方競馬ナイン賞 第41回チャンピオンカップ」（4歳以上重賞競走優勝馬・BG2）は、無観客の中行われ、アアモンドグンシン号が先行逃げ切りで制覇しました。
馬場水分2.4％、小雪降る中、7頭が一斉にスタートすると、アアモンドグンシン号を筆頭に、オレノココロ号、センゴクエース号らが続く展開となります。
第二障害に一番手で到着したアアモンドグンシン号は、後続馬が到着するまでじっくりと力をため、一気に障害を駆け上ります。センゴクエース号もすぐさま仕掛け、続くオレノココロ号が二番手で降りますが、先を走るアアモンドグンシン号は逃げ切りを計ります。じわりと迫るオレノココロ号、しかし脚色の衰えないアアモンドグンシン号。最後は長澤騎手の気迫の騎乗が後押し、王者決勝戦の頂点に立ちました。
アアモンドグンシン号を管理する小林長吉調教師、騎乗した長澤幸太騎手はともに「チャンピオンカップ」初優勝となりました。


レース結果／
http://www2.keiba.go.jp/KeibaWeb/TodayRaceInfo/RaceMarkTable?k_raceDate=2020%2f03%2f01&k_raceNo=10&k_babaCode=3
レース映像／
http://keiba-lv-st.jp/movie/player?date=20200301&race=10&track=obihiro

＜アアモンドグンシン号のプロフィール＞　※2020年3月1日現在
生年月日・毛色：2015年4月21日（セン5・鹿毛）
血統　　　　　：父　アアモンドヤワラ　母　サトミクイン　(母父) ダイユーザン
生産者　　　　：山田　常雄　氏
馬主　　　　　：下内　美繪子　氏
厩舎　　　　　：小林　長吉　厩舎
通算成績　　　：69戦25勝（うち重賞4勝）


【小林長吉調教師のコメント】
チャンピオンカップは重賞の中でも限られた馬しか走ることの出来ないレースなので、そこで優勝出来たことを光栄に思います。
他の一線級の馬と斤量差が無い中で、よく一着を取ってくれました。
長澤騎手は馬の呼吸を掴んだ騎乗ができるようになってきており、
障害に対して不安もなく、勝つぞという意思を感じていました。
馬場も有利に働いて、先行して作ったリードを活かして走り切ってくれたと思います。次はポプラ賞を見据えて頑張っていきたいと思います。どうぞ応援よろしくお願いします。

【長澤幸太騎手のコメント】
前日から無観客開催になり、観客がいないので寂しいですが、テレビやインターネットで観戦してくれている人がたくさんいると思い頑張りました。
馬場の状況に左右されないオールラウンダーなタイプです。雪が降って軽い馬場になったので、積極的に先行していきました。後ろからオレノココロ号がせまってきましたが、最後まで差されることもなく力強く歩いてくれました。
元々実力がある馬です。このまま順調に育って、ゆくゆくは「ばんえい記念」で優勝できるようになりたいです。
これからも良いパフォーマンスをしていきたいので、この状況が落ち着いたら競馬場に足を運んでもらえるよう精一杯騎乗します。応援宜しくお願いいたします。