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2月16日(日)「第45回黒ユリ賞」(BG2)の結果
~エンゼルフクヒメ号が3歳女王の座に輝く!~
~中山騎手悲願の重賞初制覇~
ばんえい十勝で2020年2月16日(日)に行われた「第45回黒ユリ賞」(3歳牝馬オープン・BG2)は、豪快な差し脚を見せたエンゼルフクヒメ号が重賞初優勝を果たしました。
馬場水分は1.6%。降りしきる雪の中、ばんえい重量640kgの定量で行われた本レース。第一障害を全馬差なく越えると、道中はアヴエクトワ号を先頭に、各馬ほぼ止まることなくハイペースで第二障害手前まで到着します。
息をつく間もなくアヴエクトワ号が第二障害へ仕掛けたのを合図に各馬一斉に仕掛け、先頭で降りたアバシリルビー号が切れ味のある走りで後続馬を引き離します。
4番手で障害を降りたエンゼルフクヒメ号は力強い末脚で先頭馬との差を詰めていき、ゴール前20mでヒメトラマジック号を交わしてアヴエクトワ号に並ぶと、そのままの勢いを保ち、先頭のアバシリルビー号の脚色が鈍ったゴール前10mほどで先頭に立ちます。
ゴール際まで接戦が続きますが、エンゼルフクヒメ号がしっかりと歩き切ってゴールし「黒ユリ賞」を制しました。
エンゼルフクヒメ号を管理する小林長吉調教師、騎乗した中山直樹騎手は共に「黒ユリ賞」初制覇。中山騎手は悲願の重賞初制覇となりました。
レース結果/
http://www2.keiba.go.jp/KeibaWeb/TodayRaceInfo/RaceMarkTable?k_raceDate=2020%2f02%2f16&k_raceNo=10&k_babaCode=3
レース映像/
http://keiba-lv-st.jp/movie/player?date=20200216&race=10&track=obihiro
<エンゼルフクヒメ号のプロフィール> ※2020年2月16日現在
生年月日・毛色:2017年4月19日(牝3・栗毛)
血統 :父 コマローレンス 母 栄光姫 (母父)キタノローメイ
生産者 :山田恵理実 氏
馬主 :南信良 氏
厩舎 :小林長吉 厩舎
通算成績 :22戦7勝(うち重賞1勝)
【中山 直樹騎手のコメント】
自分の若い頃は一頭の馬に乗るにも苦労し、重賞競走に騎乗するのも夢のまた夢で、今回この場面で騎乗させてくれたことに感謝いたします。雪が降って早い馬場でしたので、まずはついて行くことでいっぱいでした。障害を降りてからは一番能力がある馬だと思っていましたが、近走、ライバルのアバシリルビーに負けていたので、正直自信がありませんでした。しかし、今日は良い意味で裏切ってくれました。優勝できて嬉しいです。たくさんの声援、ありがとうございました。