2009年2月22日　第10Ｒ　7番。

岩本正好厩舎のキョクシンオー号が、このレースをもって引退しました。

2000年の4月にデビューして、259戦43勝。牡11歳。

重賞をとったり大きなレースで活躍したり、というのはそんなにありませんでしたが、

じわじわと人気のあった馬です。

最後のレースは惜しくも2着。

がんばったね！

最後のレースに騎乗した、山本正彦騎手のはなむけの言葉は、

「思い出のあるレースはね、あれはいつだったかな、数年前の特別レースだったと思うけど、

一番最後につけていて、最後にごぼう抜きして1着をとったんだよね。頑張る馬だったよ。

とにかく、ゆっくり休んでください。お疲れさん」

ちなみに「はなむけ」とは、馬の鼻先を行き先の方向に向けた習慣から、「馬の鼻向け」という言葉から生まれたそうです。

馬の11歳といったら、人間でいったら50～60歳。

これから種牡馬として、ゆっくり過ごします。

キョクシンオーの鼻先は、次の世代に向いているんだね！お疲れ様！（nao）