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一年で一度のレース「ばんえい記念」競走が行われます。
ばんえい競馬の中で、最も格のあるレース。全国の競馬ファンが注目する一戦です。
昨年度のレース映像はこちらのばんえいシアターからご覧ください。
すでに第一障害であんなに苦戦しています。トモエパワーがゴールした時、後ろの厩務員が何度もガッツポーズしています。
このレースに向けての関係者の意気込みは、半端ではありません。
この「ばんえい記念」の醍醐味って何だろう。。。。と考えました。
たんに、1トンの荷物を引っ張る見ごたえのある一戦、だけではないと思います。
何も調教していない馬に、一トンのソリを引かすだけでは 馬が壊れてしまいます。
騎手は、このレースに出ることだけでも誇りだそうです。「ばんえい記念騎手」って呼ばれるくらいですし。
そして、馬主さん、調教師、厩務員のこのレースにかける想いもとても熱いのです。
今日、北海道新聞さんの取材でお昼すぎに練習走路に行った時、
尾ヶ瀬厩舎のニシキダイジンが特別に練習していました。
尾ヶ瀬馨騎手がゆっくりと、無理をかけず、確かめるように
坂を登っています。
この練習用のソリの荷物、見てください!
ブロックが10個も積んであります!
おおよそ一つ100kg。ということは、...ということなのです!
まさに、ばんえい記念に向けての練習。
決して馬に無理をかけていません。
大切に、大切に、休ませながら、練習させていました。
尾ヶ瀬馨騎手の顔は真剣そのもの!
馬主さんと、調教師、騎手が話し合いながら、ばんえい記念に向けて調整しています。
このレースって、本当に特別なものなんだ、と空気だけで感じてしまいます。
私の野望の一つに、「ばんえい記念」を帯広、十勝の祭りの一つにしたいんですよね!
ばんえい競馬の一つのレースというくくりじゃなくて、「菊祭り」や「氷まつり」みたいな十勝の代表的な祭りに!
こんなに注目され、感動する素晴らしいレースが帯広にあるのに、
帯広や十勝に住んでいながら「ばんえい記念」を見たことがない人は多いと思います。
数年前の私もそうでした。
こんなに誇りに思うイベントが、帯広にあったんだ!知らなかった私は今まで損をしていた気分になりました。
普段は競馬場に来たことのない人でも、このレースだけは見てほしい!
必ず感動があります!
当日は食のイベントもはじめ、たくさん楽しいことを競馬場でやっちゃいますよ!!
さあ、みなさん、周りの人にお声をかけて、「ばんえい記念」を体験しに来てください!(nao)