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- 重賞初制覇!西謙一騎手23歳!
9月6日、重賞レース「銀河賞」。
優勝したのは、アカダケキング号。騎乗したのは、西謙一騎手、23歳。
8日(火)の朝、ゆっくり話を聞いてみました。
「話?いいって、いいって。」ってテレながら、いろいろ聞き出しちゃいました。
この馬は、レースデビュー前からずっと世話をしていたんだ。
2歳の能力検査の2日前、ソリで足をザクッと切って、大怪我したけどあきらめなかった。
森田獣医師のブログにその怪我の様子も書いてあるよ。ちょっとグロイけどね(笑)
http://happy.ap.teacup.com/t_dhc/
なんとかデビューできて、そこからずっと自分が面倒をみていた。
はじめは親父(西弘美騎手)が騎乗していたけど、2007年秋ぐらいから主戦で乗っていたし、
本当に思い入れのある馬。
今年の5月に行われた柏林賞も狙っていて、惜しくも3着。
今回の銀河賞、うれしいことに雨がふって馬場が軽くなってこの馬にはぴったりな条件。
このレースに照準を合わせていたし、口には出さなかったけど
腹の奥底で、この馬のためにも「絶対とってやろう!」て強く思ってたんだ。
レースはライデンロックが追い上げてきて、本当に危なかった。
僅差でも勝てたこと、うれしく思う。
重賞をはじめて勝ち取って、正直まだ実感がわかない。
馬主の小倉さんは、長いこと馬主として応援してくれていただけど、重賞を勝ち取ったのも初めて。喜んでくれたよ。
そして、いちばん喜んでいたのは、親父なんじゃないかな。
ひとりで何もいわず、ずーーーっと浸ってた。
はにかみながら、「まだ実感がわかないし、何も変わってないよ」、と言いながら、
大きな壁を超えた西謙一騎手。
川崎競馬場でもこのレースを発売していただきました。
大きな、というよりドデカイ ビジョンに映し出された勇姿は迫力満点でしたよ!
騎手歴でいうと後輩に当たるけど、21歳同年代の長澤騎手とも仲がよく、
調整ルームでは一緒に寝ているとか。
若い世代、お互いが切磋琢磨して、どんどんばんえい十勝を盛り上げてくれるのでしょう。
とにかく、初重賞制覇、おめでとうございます!(nao)