西弘美騎手が調教師試験に合格しました。

渡来心路（わたらい　こころ）厩務員が騎手試験に合格しました。

お二方の取材があり、

それぞれの今後の抱負や今までの振り返りなどを

話していました。

詳細は、北海道新聞社、十勝毎日新聞社の記事をぜひ。

その中で、私が特に心打たれた言葉。

西　弘美騎手「はじめは、馬に、乗り方を教えてもらうんだ。それから馬に教えてあげれ。」と。

なんだか、短い言葉だけど、経験に基づいた深い言葉なんだな、と馬に乗ったことのない私でも考えてしまいました。

それだけ、馬と人の絆が重要なのかな。

取材が終わった後、

西騎手に質問をぶつけてみました。

「今のばんえい競馬の状況をどう思いますか？」

西騎手「きっかけ。ほんの小さなきっかけで大きく変わると思うし、過去もそうだったよ。」







調教師免許が交付されると、騎手免許が失効します。

来年の1月1日に調教師免許が交付されるので、西　弘美騎手の騎乗姿を見ることができるのは、

今年いっぱいとなります。

ばんえい記念のトモエパワーの騎乗もありません。



西騎手が言っておりました。

「長い馬生活、積み重ね。小さな小さなことの積み重ねなんだよ。」と

照れながら話してくれました。

騎手時代も、もしかしたら、これからの「ばんえい」のための積み重ねだったのかな。



西　弘美騎手は、本当にシャイな方で、多くのことを語りません。

だけど、その一言一言に重みを感じずにはいられませんでした。（nao）